2022年7月10日、Social Innovation Fijiは初めてビーチクリーンのイベントを開催しました。
Instagramのライブを通して、オンラインで神奈川県の逗子海岸とフィジーのとある美しいビーチでビデオ通話し、どんなごみが落ちているか見せ合い、討論しながら1時間有意義に過ごしました!
ビーチクリーンいざ開始!
当日の逗子海岸は曇り時々晴れ、涼しい海風が吹きとても気持ちい良い天気でした。
一方で南半球に位置するフィジーは晴れで、日本よりも南側にあるのに、なんと気温は27度!?
トングとゴミ袋を準備し、いざビーチクリーン開始!!
※フィジー側で機材トラブルが発生したため、一部の写真はイメージ図です。ご了承ください。
フィジーのビーチにはごみがたくさん落ちています!!
特に飲料系のごみが多いです。
一方で、日本側は一見ごみがなく、とてもきれいに見えます。
しかしながら、吸い殻、マスク、プラスチック袋など、小さく細かなごみがたくさん落ちていました。
すると、逗子側に大きなごみを発見!!
目や口、散見している綿があり、おそらくどこかから漂流してきたぬいぐるみかもしれません。
この頃、フィジーはもうすでにごみ袋を使い切り、段ボールとゴミ箱を手配しないといけないほど、たくさん拾いました。
でもそのほとんどがペットボトルと缶..
ちなみにどんな種類があるか見てみたところ、コカ・コーラとファンタが多かったです。
まだごみが多かったので、引き続き拾います。
日本側は、海岸沿いをある程度きれいにし、ビーチの道路側へ進むことにしました。
すると、ごみが一気に増えました…
おそらく、道路からのポイ捨てが多かったのでしょう…とても残念です…
このような形で、1時間経ったところでビーチクリーンを終了し、何を拾ったか見せ合いました。
まずは日本側:
漂流物以外に、大きなごみがほとんどなく、小さなごみをたくさん拾うことができ、ごみ袋も少し溜まりました。
一方でフィジーは、
やっぱペットボトルが多いですね…
ごみの量も日本と規模が違います。
参考:逗子とフィジーで拾ったごみ
日本 | フィジー | |
一番多かったごみ | たばこの吸い殻 | ペットボトル |
目立つ課題 | ごみの小ささ | ごみの多さ |
収集後のごみ | 財団法人が無料で回収分別して自治体で処理 | Land Fill |
まとめ
このように、Social Inovation Fiji一日限りのビーチクリーンが終了しました。
一見、逗子のビーチはごみが少なかったですが、吸い殻やプラスチックなど小さくて細かいごみが散見されます。
実は、小さいごみも海洋生態系を破壊する可能性があります。
海洋生物がエサだと勘違いして、食べてしまうからです。
詳しくはこちらの記事で紹介します!!
日本もフィジーも、海の生態系を守るために、ポイ捨てをやめましょう!
Social Inovation Fijiはゴミ拾い以外にも、たくさんの活動を行っています。
現在は、世界のどこかで落ちているゴミを発信するツイッター「ゴミなこっくん」も運営しています。
また、近いうちに、ゴミ拾い以外のイベントを開催するかもしれません!?
ぜひ、Social Inovation Fijiの公式アカウントをフォローし、イベントに参加してみてください!