自己紹介
みなさんこんにちは!中山裕貴(ゆうき)です!
静岡県出身、慶應義塾大学4年生で、この春から広告代理店に就職します。
高校から7年間ラグビーに取り組みながらも、起業、また地方創生に携わりたいという夢を
追いかけ、ビジネスコンテストへの出場やベンチャー企業のインターン活動を行ってきました。
超アウトドア人間で、国内&海外旅行はもちろん、ダイビングや登山など、自然と触れ合える時間が大好きです!
将来は地元静岡を、ひいては世間でオワコンと言われている日本の地方都市をアクティベートできるようなビジネスを自らの手で創出したいと考えています。
SIF Academyに参加したきっかけ(2022年11月参加)
元々友人がSIFに学生インターンとして参加しており、彼が研修としてフィジーに渡航することを知りました。
その際、
・フィジーという、なかなか行く機会のない国に行けること
・ラグビー強豪国であり、人々の生活に根付いていること
・単なる海外旅行とは違い、現地の社会課題にアプローチできる、貴重な機会であること
これらの理由から、自分の成長可能性を直感し、どうにかそのプログラムに自分も参加できないだろうか、と友人に懇願したのがきっかけでした。
かなり直前の要望だったのですが、SIFメンバーに温かく迎えていただき、本当に感謝しています。
SIF Academyに参加した率直な感想
事前研修と現地研修に分けてお話していきたいと思います!
事前研修は、正直かなりキツかったです(笑)
フィジーという、バックグラウンドも現地のリアルな生活も分からない国に対してビジネスプランを事前に用意することに対して、最初は気が乗りませんでした。
調べても簡単に情報が出てこず、思うように資料作成が進まない歯がゆさがありました。
それでも、逃げたらいつまで経っても成長できないと思い、必死に食らいついたのを覚えています。それは、代表のあきさんによる的確なFBであったり、0期生同士で視点をシェアし合うことが、自分にとって非常に良い刺激になっていると実感したためです。
そのため途中からは、より良いFBを受けるために、前のめりにプログラムに参加できるようになりました。
現地研修は、自分が「嫌い」としてきたことと向き合い続ける日々でした。
こちらも簡単ではなかったですが、おかげで圧倒的な自信を手に入れることができたと感じています。
一部、例を挙げさせていただくと、
・アポなしで企業に「凸撃」する
・英語でプレゼンを行う
・現地の人と英語でコミュニケーションを取る
・初対面の人のコミュニティに宿泊する
こういったものです。
しかし、あきさんは僕のこうした特性をすぐに見抜き、有無も言わせずこれらのアクションをフルコースで堪能させてくれました(笑)
しかし面白いもので、最初は「うわまじかー…」と憂鬱でしかなかったのですが、次第に「ふーん?やってやろうじゃん!」という気概に変わっていったことに気づいたんです。
もちろん上手くいくかは別です。でも確かなことは、行動する姿勢は、フィジーに滞在した8日間だけで180度変わったということです。
憂鬱を「オモシロイ」と思えるようになった、とでもいいましょうか?
SIF Academyに参加して特によかったこと
「考える前に、まず行動する」ということを、身をもって体感できたことです。
僕は元々、自分から人に話しかけたり、コミュニケーションを取ることに苦手意識を感じてきました。
しかしフィジーの人は僕のことを知りたくてしょうがないんです。
僕とコミュニケーションを取りたがってくれるその姿に、自然と人と話すことへの恐怖心や「否定されたらどうしよう」という先入観が崩れ落ち、自分の心にしたがって行動することができるようになりました。
帰国後も、「あまり深く考えなくてもいいのかも」と、様々に行動できていると感じています。
この素晴らしい学びを、今後の人生でも忘れずに日々を過ごしていきたいと思っています!
この先の人生も、起業を中心にチャレンジングでスリリングな選択をしていきたいと思っています。
そうした重要局面においても、常に今回学んだ”フィジアンスタイル”を心にもち続けていたいです。
またこれはトレンディーな感想なのですが、SIFの後輩たちがフィジーに続々渡航して、SIFのFacebookグループに学びや気づきを投稿してくれています。
それを見て、自分もフィジーで培った経験やフィジーの開放的な風土を思い出し、「もっと気楽に、アグレッシブに」という気持ちを定期的に思い起こさせてくれるのは、SIFという組織に属することができたからこそだと思います。
まさに「初心忘るべからず」ですね!
SIF Academyの経験が今に生きていること
SIF-Aの裏テーマとして、ココロと対話し、自分自身を言語化することで自分という人間を知る「内省」という活動があります。
この習慣は、帰国して半年経った今でも、とても活きています。
2023年1月1日から、自分で内省シートを作成し、毎日行っています。
日々取り組んで初めて、自分のココロと向き合う習慣って人生にとって本当に大事な瞬間だと気づかされました。
といっても、ただ単に内省フォーマットを与えていただいただけではなく、内省の方法から良い学びの例、学びをNextに繋げていく方法など、「ココロとの話し方」すべてを教わりました。これからも必ず続けていこうと思っています。
SIF Academyへの参加を迷っている人へ
まずは何に迷っているのか、自分のココロとじっくり対話して、言語化してみてほしいです。
そのほとんどは、なかなか最後の一歩が踏み出せない、という「迷い」の感情ではないでしょうか?
「どんなところだろう…」
「私でも大丈夫かな…」
「途中で挫折しないかな…」
「自分にとって良い投資になるのかな…」
超!!!分かります。僕も不安な気持ちは常にありました。
でも「考えるより動け」という学びをSIFで得た僕だからこそ、こんなアドバイスをさせてください。
あまり思い悩まず、「やってみようかな」という、心のままに飛び込んでみませんか?
「やらない理由」ってすぐ見つかると思うんです。要は言い訳を1つ探せばいい。
でも、そうして自分の可能性に蓋をしてしまっては、とてももったいないと思います。
一度きりの学生生活で、日本の学生の誰よりも脱皮する経験ができるなんて、ステキだと思いませんか!
きっと後悔のない選択になると、僕が保証します!
SIF Academyに参加するあなたへ受け継ぎたいこと
まずは、ようこそSIFへ!
皆さんを迎えることができて大変光栄です!
そんなアナタに早速お願いがあります。
いきなりなのですが、僕と1つだけ約束してほしいことがあるんです。
ポジティブもネガティブも、あらゆる感情が生まれる「自分」という奇妙な存在を楽しみ、愛すること。
僕個人の意見として、SIF-Aのプログラムの本質的価値は「自分を好きになる」ことだと思うんです。
ほとんどの人にとって未知の国・フィジーで。
今まで出会ったこともないような人々と雰囲気に囲まれて。
今まで話したことのない仲間と。
日本では確実に見ることのできない社会問題を前にして。
「アナタ」は何を思うだろう?
SIFでの活動中、思い通りに行くことなどほとんどありませんでした。
事前に準備してきたアイデアが何度も評価されなかった時はかなりネガティブになりましたし、資料作成に対するモチベーションもかなり低かったです。
でもだからこそ、この思い通りにならないプログラムの中で、自分のアイデアが現地で少し前進しただけでも思わずニヤついてしまうくらいに嬉しかったことを覚えています。
未知な環境の中では、人の感情の振れ幅って、大きくなるのではないだろうか。
僕はフィジーでの経験から、こんな勝手な理論を編み出してみました。
これからSIFに足を踏み入れる皆さんだって同じはずです。
特にフィジーに渡航してからというもの、感情がいつも以上にドバドバ出てくるのを感じます。奇妙なくらいに。
それを、できる限り一つひとつ丁寧に振り返り、自分の感情の豊かさ、不思議さ、そして自分そのものを愛してあげてください。
自己愛があって初めて他者を愛することができると思います。
フィジーの人々を見れば一目瞭然です。
僕がSIFという組織を好きでいる理由は、自己愛に満ちており、仲間をも認め、愛することができる「愛の集団」だからに違いありません。
僕はこれこそSIFの文化であると思うし、これからも続いていってほしいと思います。
簡単なことではないかもしれませんが、同期と協力し合いながら「アナタらしさ」を見つめ、「愛」を育てていってほしいです。
「愛」は自信です。愛を育てることは、プログラムの成功にもつながります。
アナタのフィジーライフが素晴らしいものとなるよう、日本から応援しています!