「オンラインで海外のインターンなんてできるのかな」
「海外のオンラインのインターンて実際どんな内容なのかな」
「将来は英語を使って働きたいけど海外のインターンは英語力が不安」
コロナ以降オンラインインターンが増え始めている中で、海外のオンラインインターンに興味はあるけどこのような不安や疑問がある方は多いと思います。
この記事を読んで頂ければ、海外オンラインでのインターンを検討している方が抱える不安や疑問に実体験からお答えすることが出来ます。
僕は社会人でオンラインインターンをスタートし、海外事業の新規立上げに1から携わっています。
一度会社で働いているからこそインターンを違う視点で見ることが出来ますし、会社では就活の面接もしているので企業側の目線でもお伝えすることが出来ます。
海外オンラインインターンに応募する前に知っておくと良い項目
海外オンラインインターンを始める前に知っておくと良い項目は以下の通りです。
- 海外からオンラインインターンを募集する企業が欲しがる人材
- 海外オンラインインターンを募集する企業の探し方
- 海外オンラインインターンの内容と種類
- 海外オンラインインターンを始める前に必要なもの
- 海外オンラインインターンの面接
- 海外オンラインインターンのスケジュールと期間
一つ一つ解説していきますので、この記事で皆さんの不安や疑問を解消していければと思います。
海外からオンラインインターンを募集する企業が欲しがる人材
なぜ海外からオンラインインターンを募集するのか
なぜ海外の企業がオンラインインターンを募集するのか、まずは募集をかける側の意図をしっかり把握することがマッチングに望む上での鉄則です。
募集する企業側の最大の目的はグローバルに活躍できる人材を仲間にしたいと言うことだと思います。
海外からオンラインインターンを募集する理由
- グローバルに活躍できる人材を仲間にしたい
- 実地でのインターンに比べ企業もインターン生もお互いコストを抑えられる
- オンラインでグローバルにビジネスをするのが常態化するため
募集をかける企業の狙いに無理に自分を合わせる必要はありませんが、知っていれば鋭い質問が出来たり働くイメージを具体的に持ってもらう話の展開を考えることも出来ます。
またインターンの後に就活を考えている方は、こちらの記事も参考になると思いますのでご覧ください。
企業が海外オンラインインターン生に求められること
海外でのビジネスは国内のビジネスに比べて難しい部分があります。
特に初めは慣れないことばかりですし、企業側もその点はよく理解しているはずです。
精神論的な話になってしまいますが、まずはどんな環境にも適応しようとすること、新しい環境・価値観を楽しいと思えることが何よりも大切になってきます。
スキルについては後から何とかなる部分の方が大きいですが、海外という特殊な環境で仕事を経験していく上で企業が求めるのは何よりこのアグレッシブさを持ち合わせる人材です。
海外オンラインインターンを募集する企業の探し方
海外オンラインインターンを募集する企業はどのように探せば良いでしょうか。
インターンシップの募集については紹介サービスも多くありますが、海外でオンラインという募集自体は掲載もまだ多くありませんので視野を広げて色んな場所を検索すると良いと思います。
もし紹介サービスを利用する場合は、仲介手数料についても事前に確認が必要です。
募集する企業の規模で言うと大企業からスタートアップまで様々ありますが、大企業からの募集はオンラインで日本語検索するのは難しい印象です。
ある意味ここである程度選別されているのかも知れません。
企業規模については人それぞれの働きやすさにもよると思いますが、大企業でのインターンを考える方は英語で検索してみると比較的見つけやすいかも知れません。
一方でスタートアップであれば門戸を広くしている企業も多く、比較的日本語でも検索しやすいです。
特に今はSNSでこうしたインターンの募集から実際の採用までできる環境ですので、SNSでの検索もおすすめです。
あとは大学生であれば就活相談ができる環境であれば聞いてみるのも良いかも知れません。
海外オンラインインターンの内容と種類
海外オンラインインターンを募集する業種や職種
業種や職種についても幅広くありますが、国内のインターンと傾向は大きく変わりません。
オンラインということもあり業種ではやはりIT系が多いです。
職種としてはプログラミング・マーケティング・デザイン系が多く見られますが、他にも人事や経理・企画職を募集している企業もあります。
一方で海外オンラインインターンであまり募集されていない職種としては、ものづくりの技術系であったり、高度な知識が必要な特殊な職種、営業職が挙げられます。
この理由としては専門知識が必要なことに加え相当な英語力も求められるため、募集要項としては門が絞られすぎてしまうためと考えられます。
海外オンラインインターン先の地域
インターン先の地域については欧米諸国での募集よりは発展途上国エリアが多く、特にアジア圏が多い印象です。
これは日本人にとってアジアでのビジネスがマーケットの拡大余地が大きく、地理的特性も国民性も他の地域より魅力的な点が多いことが理由に考えられます。
海外オンラインインターンの報酬
報酬については日本のインターンと同じく、ほとんど設定がない場合が多いですが中には応相談としている企業もあるようです。
当然ですがオンラインを前提としていますので交通費等は出ませんし、インターネット使用料などについても補助があるところは非常に稀です。
少しでも生活の足しにしたい、または事情があって報酬が受け取れないという方は、面接の時点であらかじめ申し出て交渉しましょう。
海外オンラインインターンを始める前に必要なもの
海外オンラインインターンに必要な英語力
1番不安が大きいのが英語力(語学力)についてだと思います。
募集する側にもよりますが、高い英語力を始めから必要とする場合は具体的にTOEICなどのスコアを明記してくれているはずなので確認してみましょう。
ただしビジネスで使う英語力については日常英会話とは違いますし、業種や分野に慣れていくことも必要です。
インターンにおいて最初から完璧な英語力を求められることは少なく、ある意味ボーダーラインとしての意味合いが強いようです。
英語に苦手意識がないことをしっかり伝え、将来的にしっかり学ぶ意思があることはしっかりアピールしましょう。
海外オンラインインターンに必要な経験
そもそもインターンは経験を積んだり学ぶ段階なので、応募をする段階で必須の経験というのはあまりありません。
それでも複数人の応募者がいる場合には選考せざるを得ませんから、インターンだからと言って気を抜かず相手企業にアピール出来るものをしっかりまとめておきましょう。
あなたがインターンでしっかり活躍している姿を企業側にイメージしてもらうこと、あなたを採用することで企業側にベネフィットがあることが伝われば、経験はなくても十分にチャンスはあります。
経験がないからと言ってあきらめるのではなく、まずは小さいことでも自分の強みを使って出来ることをアピールするにはどうしたらいいか考えましょう。
海外オンラインインターンの面接
海外オンラインインターンの面接時の服装
面接時の服装について特に指定がなければスーツが無難です。
スーツを着ていなくて印象が悪いことはあっても、スーツを着ていて印象が悪いことはありません。
清潔感があること、真面目であることがマイナスに映る企業は少ないと思いますし、そうでなければ企業側から私服指定などがあるはずです。
ベンチャー企業やIT系の会社であればカジュアルな格好で働くことになるかも知れませんが、見た目で特別にアピールしたいことが無いのであればせめてビジネスカジュアルにしておきましょう。
とにかくあなた自身をアピールする前に、見た目で悪い印象を与えてしまうことだけは避けましょう。
海外オンラインインターンの面接時の質問
海外オンラインインターンの面接でどんな質問をされるかというと、出来るだけお互いのミスマッチを防ぎお互いにとってメリットがあるプロジェクトに出来るかを確認するための質問です。
特にオンラインの場合は一度も会わずにスタートすることも想定されるため、出来るだけ細かくお互いの意向を確認しておきたいところです。
まずは何がしたいのか、何になりたいのかという希望は必ず確認されるので自分なりの答えを用意しましょう。
また、どれくらいの時間をインターンにさけるのかも重要なポイントです。
この辺りがミスマッチのまま始めてしまうと、アウトプットを求められるタイミングや業務負荷が自分の希望に合わず思った通りの成果が出せなくなってしまいます。
また海外で時差があったりオンラインであれば尚更、決められたミーティング以外は就労時間はフレキシブルに出来るところも多いと思います。
自分の都合もしっかり伝えることで、ムリのないスケジュールを組めるようにしておきます。
他にはなぜその企業を選んだのか、どこから募集を見つけたのか、普段は何をしているのか、今何に夢中なのか、このような質問も応募者を知るためによくされる質問なので面接前に整理しておくと良いと思います。
海外オンラインインターンのスケジュールと期間
海外オンラインインターンの期間
期間については短いものだと1dayから、長いものでは一年以上まで様々です。
注意点としては契約時に合意した期間から延長したかったり、合意した期間より前に解約したい場合の手続きについてはトラブルを避けるためにもあらかじめ確認しましょう。
期間については交渉可能な場合もあるため、一度面接をお願いしてどれくらい柔軟な対応が出来るか聞いてみても良いと思います。
海外オンラインインターンのスケジュール
ここはインターン先によりますが、ご参考に僕の体験からお話します。
まずはインターン先と今回の目的・ゴールを設定します。
その上でゴールまでの通過点・達成難易度・負荷などを話し合いながら、スケジュールを引いていきます。
僕の場合は週に一回の定例ミーティングを行いながら進捗を確認し、業務の必要に応じて連絡やミーティングを追加しています。
逆にそれ以外の時間は拘束がなく、定例ミーティングで報告できるレベルに仕上げるのは自分次第です。
企業側のスタイルと自分のスタイルの擦り合わせが必要ですが、オンラインになったことである程度柔軟なスケジュールを組める可能性もあると思います。
社会人の方は特にこのスケジュールの部分が気になると思いますので、詳しくは社会人向けのオンラインインターンについての記事をご覧ください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は海外のオンラインインターンについて、皆さんが不安に思う項目を実体験も踏まえてご説明させて頂きました。
もし僕のインターンの内容にもっと興味がある方はこちらもご覧ください。
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