【世界一幸せって本当?】フィジーで留学・移住・起業して見えた、細かすぎて伝わらないフィジー日記 ~歯医者さん編~

BULA!(フィジー語でこんにちは!)

フィジーに子連れで移住し、留学会社を経て、のちに起業をしたAkiです。

Social Innovation Fijiの日本と現地の代表を務めています。

この「フィジー日記」シリーズでは、フィジーの現実リアルにわかるように、「細かすぎて伝わらないフィジー情報」を、不定期不真面目に配信していきます。

記念すべき第一回目は、そう、誰もが気になる「歯医者さん」です。
留学でも仕事でも移住でも、皆さん全員が気になるのが「歯医者さん」ですよね。

そう、歯医者さんですよね。

目次

フィジーでできる、歯の手入れってそもそも何があるの?

フィジーで歯医者さんに行く前に①まずスーパーへ

なんか歯の調子が悪いなー。

そう思っても、なんか歯医者さんは怖い。そもそも日本でも歯医者さんが怖い。そんな私、そして皆さん。

安心してください。フィジーのスーパーマーケットは意外とオーラルケアグッズがそろっています。

ここ数年で劇的に進化したフィジーのスーパーマーケット

フィジーで歯医者さんに行く前に②次にドラッグストアーへ。

スーパーに行ったけど、欲しいあれが売ってなかった。。。でもまだ歯医者さんには行きたくない。

安心してください。フィジーのドラッグストア、意外とそろっています。

ちなみにフィジーのドラッグストアは24時間営業の店も多く、オーストラリアやニュージーランドの薬など先進国の薬が中心なのでとても心強いです。

Hyper Chem(ハイパーケミ)は安心の24時間営業。(2023年時点)

気になる・・・、そもそもフィジーに歯医者さんってあるの?

でも歯医者さんに行かないといけない、そうですよね。最初からわかってるんです。

銀歯が取れた。詰め物がとれた。などなど、帰国まで待てない歯のトラブル、ありますよね。

そう、歯医者さんに行かないといけないんですよね。でも果たしてフィジーに歯医者さんはあるのでしょうか?

なぜ!?意外と多いフィジーの歯医者さん

私の住むラウトカ市、フィジー第2の都市ですが、いったいどれくらいの歯医者があるのでしょうか?

グーグルマップで見てみましょう。

上記の赤いアイコンが歯医者さん。Google Mapより

なんと街中だけでも6件もありました。上記以外にも、歯医者併設の総合病院などもあります。

フィジーから先進国に留学。医療大国インドで修行した歯医者さんたち

フィジーの、特に医学部に行くような学生たちは、海外に進学している人が多いです。近くのオーストラリアやニュージーランドだけでなく、イギリスやアメリカで医療を学ぶ人もたくさんいます。

しかしそれ以上に、フィジーの医療を支えているのが、「インド系」フィジー人。全人口の3~4割を占めます。過去にインドの病院で働いていた、という先生も多くいます。

日本でもジェネリック医薬品の原薬製造拠点のうち半分以上が海外からの輸入で、そのうちの約20%もインドが占めていると言われるほど、実は医療大国のインド。

ここで学んだ先生たちがフィジーに帰ってくるため、歯医者さんもインド系の先生が多く見られます。

それではみなさん、お待ちかね。

実際の歯医者さんに行ってみましょう!

ライブ映像あり:本当にあったフィジーの歯医者さん

そもそも歯医者さんって何て言うんでしょうか?

フィジーは英語の国なので、”Dental Clinic” (デンタルクリニック)と呼ばれることが多いです。

私のおすすめは記事の最後に紹介しますが、まずはタクシーの運転手に「おすすめのデンタルクリニックに連れて行ってくれ」と伝えてみましょう。

意外とちゃんとしている、予約制のフィジーの歯医者さん

フィジーの病院は中が見えない、一見怖い建物が多いです。勇気を出してドアを開けてみましょう。

必死で覚えてきた病状を英語で伝えても、たいていの場合、「後でまた来て」と言われます。

その場合は予約を取って、出直しましょう。

アナログの紙で予約を管理していることが多いフィジー。電話ではなく直接行った方が、間違いなく予約が取れるので、無駄足ではありません。

今日どうしても治療がしたい?そんな人は、受付の人に別の歯医者さんを聞いてみましょう。教えてくれます。競合なのに。さすがフィジー。。。

【画像】昭和かな?どこか寂しいけど、どこか懐かしいフィジーのデンタルクリニック

いよいよ入場!

まず目に飛び込んでくるのは、広い診療室と、哀愁漂う、椅子。
(この椅子、「歯科用ユニット」、というそうです。日本語で。)

つづいてうがい台。
(このうがい台、「スピットン」、というらしいです。日本語で。)

引き続き哀愁漂いますね。

正面から見てみましょう。

急に不安になってきました。

お、横には治療セットが。

ますます不安になってきましたね。

【動画】まさか!!一瞬で不安が吹き飛ぶ、フィジーならではの歯医者の仕掛け。

ああ、もう祈るしかない。。。

と、歯科ユニットに腰掛け、天を仰いだその時・・・・

天井には、素敵な絵がたくさん!!

なんと天井に素敵な絵が飾ってあるではないですか。その心意気に不安が一気に和らぎました。

日本ではあまりないですよね。

目先の治療だけでなく、心まで大切にしてくれるフィジーのやさしさが伝わってきました。

この日の気になる先生は・・・

ラグビーのポロシャツ!まぁちゃんと医療用ゴム手袋をしているので、よしとしましょう。

実際の治療の様子は、こんな感じ。そもそも撮影OKなゆるさもフィジーっぽいですね。

詰め物が取れたので、詰めてもらっています。

まとめ

いかがでしたか?

病室や設備は哀愁が漂っていましたが、先生もちゃんと説明してくれるし、意外と安心して使えるなー、が私の感想です。

治療後、ガッツポーズを決める先生

あれ、↑インド系かと思っていたら、フィジー系の先生でしたね。

このようにフィジーでは医療現場も多宗教・多民族。

気になる金額は約20FJD(1200円前後)と良心的。

今回訪れたのはベイリークリニックという病院で、院内の写真は2018年のもの。

ちなみに、私のおすすめはVKM Dental Clinicです。設備はもっときれいで、先生もちゃんとした服装です(笑)

インド系の先生が、ゆーっくり語るように話してくれて、安心です。

ということで、歯のトラブルは悪化する前に、勇気を出して歯医者さんに診てもらいましょう~。

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