【Akiさんとインターン生の会話から学ぶ】決断して動き出す—滑り止め理論で結果を出す仕事術

本記事は、SIFの大学生インターン生と過去にSIFアカデミーに参加した皆さんを対象に、Akiさんとの日々の対話を通じて得られる学びや気づきを共有するものです。インターン生が、自身の経験や代表(通称Akiさん)との対話を通じて、成長や自己発見の瞬間を共有します。
SIFコミュニティ外の方にはわかりにくい点もあるかもしれませんが、リアルなやり取りをお楽しみください。

Bula!

「なかなか実行に移せない…」

そんな悩みを持つインターン生たちに、今回はAkiさんが素早く行動に移すコツを伝授してくれました。

目次

決断と動き出しを早くするには

仕事の進め方でよく耳にする「ブレストして、判断基準を考えて、決める」というプロセス。
確かに有効な方法だけど、毎回これをやっているとかなり時間がかかります。そこで今回は、代表Akiさんが教えてくれた“滑り止め理論”について紹介します。この方法を使えば、開いて閉じるサイクルをもっとスピーディーに進められるようになりますよ。

ブレストと判断基準で時間を取られすぎ?

インターン生H

毎回ブレストして、判断基準を決めて…ってやってると、仕事が全然進まないです。一日がそれで終わっちゃいそうで。

Akiさん

確かに、そのプロセスは時間がかかるね。でも、大事なのはその”開いて閉じる”をいかに早く回せるかなんだ。つまり、ブレストをしてから判断基準を決めて実行するまでのスピードを上げることが重要。

“滑り止め理論”って何?とりあえず走り出す勇気

Akiさん

そこで“滑り止め理論”の出番だよ。判断基準を完全に決めきれなくても、一旦仮で決めて走り出すんだ。実際にやり始めて、途中でより良い方法が見つかったらその時に変更すればいい。非常時なんかではこの方法が特に有効なんだよ。

インターン生H

でも、仮に決めて進めるのって不安があります…。なかなかその一歩が踏み出せないんですよね。

Akiさん

実はフィジーの人々はこういう仮説ベースで進めるのがすごく得意なんだ。日本人は完璧主義が強くて、仮で決めて走り出すことを怖がる傾向がある。でも、ある程度経験を積んでいくと、最初の1分で考えたことと1時間考えたことって、実は大して変わらないことが多いんだよ。

インターン生H

へえ、最初に思いついたことって、そんなに悪くないってことなんですね。時間をかけるのが良いわけじゃないんだ…。

仮説で走り出す

Akiさん

ある程度経験があると、最初に仮説を立てて動いてみても、大きなズレは生まれにくい。重要なのは、やってみて改善点があればすぐに修正すること。最初から完璧を目指すよりも、仮にでも決めて動き出して、徐々に改善していく方が結果的に早く進むこともある。

インターン生H

やってみて、問題があれば変えるんですね。確かにそうすれば、いつまでも悩まずに済みそうです。最初から完璧を求めなくてもいいんですね。

選びきれないとき“ベストinクラス戦略”で決める

インターン生H

でも選択肢がいっぱいあって、どれを選べばいいのか分からない時はどうすればいいですか?

Akiさん

その場合は“ベストinクラス戦略”が使えるよ。まずは候補を上中下にグループ分けして、その中で最も良いものを選ぶんだ。全ての選択肢を平等に見てしまうと迷うだけだから、グループ分けすることで意思決定をシンプルにできる。

インターン生H

なるほど…全部同じように考えず、グループ分けして選べば判断が早くなるんですね。それなら私もできそうです。

まとめ:早く決めて走り出そう!

仕事を効率よく進めるためには、「開いて閉じる」サイクルを早く回すことが重要です。

完璧を目指さず、仮説を立ててまず動き出してみる勇気を持ちましょう。

滑り止め理論ベストinクラス戦略を使って、スピーディーに判断しながら改善を繰り返すことで、結果的に大きな成功へとつながります。

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