本記事は、SIFの大学生インターン生と過去にSIFアカデミーに参加した皆さんを対象に、Akiさんとの日々の対話を通じて得られる学びや気づきを共有するものです。インターン生が、自身の経験や代表(通称Akiさん)との対話を通じて、成長や自己発見の瞬間を共有します。
SIFコミュニティ外の方にはわかりにくい点もあるかもしれませんが、リアルなやり取りをお楽しみください。
Bula!
「やるべきことが分かっていても、なぜか行動に移せない」——
これは誰もが一度は感じたことのある悩みかもしれません。そんな行動力の壁を打破するためのアイデアを、代表Akiさんとインターン生たちとの会話を通じて探っていきましょう。
小さな問いから気づく「決断の躊躇」
みんな、ちょっと問題を出すから、答えを決めたら手を挙げてね。1+1は?
インターン生たちは一瞬戸惑いながらも、バラバラと手を挙げていきます。
今、手を挙げるのが遅くなった人、なんでだろう?
正解が合っているのか自信がなくて…周りが手を挙げているのを確認してから挙げました。
なるほど。でも今考えるべきは『2』という答えだけだったよね。余計なことを考えて、理性でブレーキをかけてしまったんだ。
理性が行動を止める?
みんな就活でも同じようなことが起きるんじゃないかな。あれもしよう、これもしようって思いがちだけど、実際には自分の実績をしっかり話せればそれで十分だと思うよ。
確かに、いろいろ考えすぎて動けなくなることがあります。
人って何らかの理由で行動しないことが多い。でも、その『やらない』という意思決定は、実はそんなに論理的じゃないんだ。例えば、啓発本を読もうと思っても『なんか気が進まない』とか、やれば良いと分かっていることでも避けてしまうことってあるよね。
行動力を引き出す「5秒ルール」
やらない理由にどう向き合えばいいのか分からなくて…。疲れているから英語の勉強ができない、って自分に言い訳してしまいます。
そんな時は、『考えない勇気』を持つことが大切だよ。例えば、5秒数えて、その後何も考えずに行動するんだ。『あとでやろう』って思う時間を5秒だけ許して、その後は何も考えずに動く。
確かに。時間が経てばたつほど、やらない理由を探しがちだからなあ。5秒数えて、考えずにすぐ行動するんですね。それならできそうな気がします!
心理的ハードルを下げる目標の定め方
あとは、減点法になる目標を作らないってのも一つの方法だよ。毎日これだけやるって目標を立てると、達成できなかったときに自分を責めてしまう。Akiさんが過去にTOEICの目標を立てた時は、『900点を取る』とか、『この時間は絶対にやらない』とかにしてたよ。
確かに、毎日続けようとしてできないと減点されている気持ちになりますね。
そうなんだ。もしくは、短期間で期限を決めて動くといいよ。
『今週だけ』『今月だけ』って期限を決めると、自然に『今日やろう』って気持ちになるんだよね。これを使うと、やるかやらないかを悩む時間も減るんだ。
期限を決めるのは新しい発想ですね。心理的なハードルが下がる気がします。
「一歩目を踏み出す」重要性
私も自分の癖を見つけたら続けられるようになりました。紙で勉強するのが面倒だったんですが、スマホなら続けられるとか。ランニングも、休みの日にやるようにしたら続いています。
それは素晴らしいね。自分に合った方法を見つけることが大切なんだ。僕も仕事で躊躇することがあるけど、一歩目だけでも踏み出すようにしている。例えば、連絡だけしてみるとかね。
やるかやらないか迷ったときに、まず一歩目を踏み出すんですね。
そうだよ。大きなことをいきなりやろうとすると躊躇してしまうから、まずは小さな一歩を踏み出すことが大切なんだ。
やらない理由とどう向き合うか?
Akiさんとの会話を通じて、インターン生たちは「行動しない理由」を見直し、まずは「考えない勇気」で一歩を踏み出すことの重要性を学びました。5秒ルールや期限を決めることで、理性に邪魔されずに行動を起こすことができる。そして、目標に対して減点法にならない工夫をすることも、持続的な成長に繋がるのです。
日常の小さな一歩を大切にして、行動力を磨いていきましょう!